学校健診


 文部省は、1955年から財団法人・学校保健会の報告書に基づき、小、中、高校で行う学校健診の場合、眼鏡使用の裸眼視力の検査(本人の自由)や胸位測定の省略、代わりに心電図検査を義務付け実施している。

 このほか、目の色覚検査は、従来の小1、小4、中1、高1の4回を簡素化、小4だけで実施、反対に聴力検査は小学校で3年生にも義務付け、この結果、1〜3年と5年生が対象となっている。

 また寄生虫卵検査は、これまで小学生全員に義務付けられていたが、3年生以下にし、4年生以上は学校側の自主的判断にまかせられている。



オヤジ狩り

 1996年に入ってから、青少年集団が 「オヤジ狩り」と称して、駅付近で帰宅途中のサラリーマン風の男性を襲撃して金品を強奪する事件が類発している。

 JR錦糸町駅付近のグループで検挙された年長少年は「抵抗しないし、金も簡単に奪えるから面白くてやった」と供述している。

 現行少年法の下で、少年犯罪に対する処分が保護主義の名の下に寛大であることを知った上で「増長型」の非行が行われているのである。

「imidas'99より」
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