生活科


 1989年改訂の学習指導要領で小学校低学年に導入された新しい教科。教育の基盤を子どもの生活現実に置くという観点から従来の理科と社会科を統合したもの。

 体験的・具体的な活動を通して、身近な社会や自然に関心をもち、自然を大切にし、集団や社会の一員として適切に行動することができるようにし、動植物を育て、ものを作り表現する活動の楽しさを味わわせることを

目標とする。

ティーム・ティーチング


 複数の教員が協力して行う教授・学習方法の一形態(略称TT)。1960年代後半にアメリカから日本に紹介された。

 各教科の中でTT実施率が最も高いのは、小・中学校では数学(算数)であり、高等学校では英語である。習熟度の違いが大きい教科でTTが実施される傾向がある。

 加えて、英語の場合には、「コミュニケーション」に重点をおいた「生きた英語」が重視されてきたという事情もある。

 外国語指導助手(ALT)と日本人教師とのTTによる授業によってALTと生徒がコミュニケーションを行う機会が増え、英語力だけでなく異文化理解も深まっていく。

 TTの活用を促すために、一定数の加配措置も行われている。

「imidas'99より」
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