一関地方を含む旧伊達藩北部は、もち料理の宝庫。
もちの食べ方の多彩さは全国一といわれ、数えてみると一年の内六十日以上のもちの日があります。
その種類も小豆、胡麻に始まりふすべ、えび、納豆やずんだ、珍しいところで、じゅうねもちやほやもち、はこもち(毋子草)など、確実なところで50種類は優にあり、まさにもちの里といわれる由縁です。
中でも結婚式や葬儀などでもてなすもち振舞いは、 もちの本膳料理といわれ、初めて食べるお客様を驚かせます。